さがむ高森短歌
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雨降りの夕暮れ寂しも法師蝉彼岸の入りの単種ツクツク
2025年9月21日
今朝早く21度の気温計、「アー、キタキタアキ」相思鳥が鳴く
2025年9月21日
これやこの空蝉にあらず遺骸なり子孫産み終え吾が庭に眠る
2025年9月19日
ニガカシュー血止めの草と翁いふならば試さむ時のいつかは
2025年9月19日
紫蘇の花 香りツンプン、スメルして夢中になりぬ私と黄揚羽
2025年9月18日
晴天に黄金稲田のどこまでも異変なきこと大山(やま)に祈らむ
2025年9月18日
初栗やカマの背刃あてクリクリクリ弾けるクリのはにかみてをり
2025年9月18日
風そよぎ山の呼吸は静かなり気温下げたる秋夏の空
2025年9月15日
秋雨の川の流れの激しかり鷺心得て屋根にて休む
2025年9月15日
一つ飛ぶ豆のドローン赤トンボ稔の秋の稲田の上に
2025年9月14日
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