さがむ高森短歌
投稿者:
homura
柿畑実ひとつ無き一月の樹下に飛び立つ綿毛の蒲公英
2025年1月20日
山の背に低く唸れるジェット音目白の美声をかき消してゆく
2025年1月20日
朝焼けの東の空なり明明と振り返り見る赤き大山
2025年1月18日
真っ青な空を見上げて聴くラジオ、フライミー・トゥーザムーン アマゾンは夜火事
2025年1月16日
乙巳の年の初めの試しとて若きが杵と臼とで餅つく
R7年新春詠草
2025年1月13日
新雪を踏んで藁沓蛇の目傘北の鎮守の初春の彩(いろ)
2025年1月13日
初参り和尚の入れし茶を飲みて大樋焼なる茶碗を愛でる
2025年1月13日
水鳥の数多飛び交う水辺にバンのつがいと会えて嬉しき
2025年1月12日
一日の残り日照らす遠州の海鳴り小僧遠くに聴くも
2025年1月12日
←
前のページ
1
…
20
21
22