岩上の白い灯台海照らす人の過ぎ越し「刻」記憶して

  灯台の白い光は未来へと続く架け橋若き少女に

  天然の港に聳ゆる母立像やがて大岩となり海へともどる

  港町の汽笛も遠くなりにけり幾多の家族の立像を浮かべて

  この港で犬と過ごした遠い日の捨象されにし主題追求

  

※2025.9/17~9/29 行動展 国立新美術館 畠中治知氏 制作

 「刻の記憶2025-1」作品から  

 何故か白い灯台に目を引かれた。小さな視点から「刻」の記憶を 捉えてみたいと思った。